再出発

冬月 シルバーウィークも終わりだんだん秋らしい季節になって行きましたね
冬月はこの連休中実家に戻っていました。
まあ、家に帰ってもあまりやることが無かったのですが。

冬月先生が会社を辞めてしまったことにより
家族でいろんな話をしました。
家庭がちょっと大変なことになっているのに、自分が役に立たっていないことを改めて実感した連休だったそうです
冬華

冬月 そして今回は、自分の「ゲームプログラマ」に対する考え方の
再確認も含めて持論をいろいろ書きたいと思います。

前にも書きましたが、どうしても今じゃないといけないこともありますので……

今回は超つまんない文章だと思います。続きは追記からです。
冬華

冬月 よく考えたら、このブログで自分の過去を話すのって1~2回しかないんですよね
持論は結構話すんですが……
まず、なぜ冬月がゲームの世界に飛び込んだのかを話したいと思います

まず、高校生時代になるのですが、自分専用のパソコンがほしくて『自作パソコン』を作り始めたのがきっかけでした。

そのころは、まだパソコンも10~20万前後するような時代だったので自分のお小遣いでは到底買えるような物ではなかったので、こつこつとパーツを買ってそれを組み立てていく、と言う事をしていました。
そしてそのころは、『ゲームプログラム』とか「ゲームクリエイター」になりたいとかぜんぜん思っていなく、ただ機械が好きなだけといった感じでした。ましてや、エロゲや美少女ゲームは毛嫌いしていたほどです。
そこで見たのが『ギャラクシーエンジェル(以下GA)』という日曜日の朝にやっていたアニメでした。
今思うと、なんであれが朝にやっていたのか不思議ですが、GAを見て『なんだこのすっとぼけたアニメは!?』と思ったんですね。
というよりも、いままで『ジャンプ信者でなおかつ王道アニメ』しか見なかったため、あんなマニア向け全開のアニメは自分にとって新しい世界を見たような刺激を受けたんです。
はじめはツタヤでビデオを借りて見る程度だったのですが、だんだん飲まれていき、ちょうどPS2版の『ギャラクシーエンジェル』が発売されてあのはちゃけたかんじのゲームってどうなんだろう、といった気持ちでゲームを買ったんです。

すると、アニメとぜんぜん違う超本格派(少なくとも自分は)のスペースオペラで、また自分の度肝を抜かれた感じになりました。
いままで宇宙を題材としたアニメは『ガンダム』ぐらいしか知らず、男臭い物しか知らなかったので、こんな少女が活躍する華やかな物は初めてだったからです。

ここからですね、自分の考え方を変えようと思ったのは。
『世界はまだ知らないことだらけだ、まだなにかあるんじゃないか?』と思ったのです。

一部の学生の友達に『自作パソコンを作った機械マニア』として認知されはじめたのもこのときからです。

そして、ある日、『エロゲやりたいんだけど動かない、ちょっと見てくれないか?』といった相談を受けます。
上で書いたように、GAにハマっている時期であり、少なからずエロゲというものを知っていたので、抵抗感を持ちつつ引き受けました。
その友達は、どっぷりエロゲ(といっても陵辱系とかそういうのはやらない人。ゲームとしてエロゲを買っている人でした)にハマっていて、当時エロゲの最高技術を誇っていた『Studio.e.go! の ベイグランツ』が動かなくて悩んでいたのです。

ここが『ターニングポイント』でした。
いままで、エロゲって女の子の体を売って稼ぐゲームと考えていて、邪道だと思っていました。
が、いざ、友達とやってみると(幸い、グラボの交換でゲームが動いた、そしてそれ以来ちょくちょく遊びに行っていた)またもや衝撃を受けます。

『なんだ、この濃い(シナリオの意味で)ゲームは!?』

そこからですね、冬月が『Studio.e.go!』の信者になったのは。(もちろん年齢偽証してアンケートはがきも書いています)
このエロゲ業界を知ってから、同人を知るのは早かったです。たまたま、隣町で同人即売会をやっていたのもあります。
また、自分が小説や漫画を作ることに興味があったのもあり、友達に誘われて名古屋の同人イベントに参加したときに、ひとつのサークルと付き合うこととなりました。

そして、ココで自分の将来を決めました。

『いつかこのメンバーで月姫(当時ブレイク中だった)を超えるゲームを作ろう』

これが合言葉でした。(たぶんメンバーは覚えてないだろうなぁ。。。)
そして、自分はプログラムについて勉強してこの夢をかなえようとしました。
まだこのころはゲームプログラマーとして仕事をしようとは思っていません。同人でなにか出来ないかと考えていただけです。

そして、高校の先生、両親を説得して『トライデントコンピュータ専門学校』に入学します。
ぶっちゃけ、入学してもそれほどゲームのことを知ろうとはしませんでした。
1年生の中期までは、オチこぼれで、どうしようもない生徒でしたから。
プログラムは出来ない。ゲーム数学は理解しない。企画は普通。どう考えてもゲーム人間じゃなかったです。
あと、自分に限界を作っていた、ということもあります。
周りは出来るのに自分は出来ない。自分はこの程度の人間なんだ。どーせ、普通の事しかできなんだな、と。

ボーとしたまま、いつの間にか2年生の中期になっていました。
ここで、冬月は3Dプログラムで変な風に目覚めました。
このころ、授業ではDirectXをつかった3Dの勉強をしていたのですが、クラス(というか学年全体)でわけ分からんムードが漂っていました。
なぜかというと、2年生の半年で3Dの勉強をすることになっていて、どうしても授業が急ぎ足だったからです。よく分からないまま次にすすみ、次もよく分からないまま進んで、を繰り返していき、よく分からない所がよく分からない状況になっていたからです。

例の如く、自分も授業の内容は分かりませんでした。
『いかん、コレじゃ1年間無駄じゃないか!』
と思い、死ぬ気で自己流で勉強し始めました。よく分からないままいるのがなんか気持ち悪い、って事もありましたが、3Dって自分にとって好きな分野でありやりたい分野でもあったのでどうしても理解したい、といった気持ちがあったのです。
あと、このころ必死に授業そっちのけで違うプログラムを作っていた友達とも変な風に競争していたことも影響していました。

そして、夏休みどこも行かず、パソコンの前に引きこもっていました。ただひたすら3Dのプログラムを勉強しました。(いまの3Dの技術はほぼこの時期に完成しました。独学で3Dのキャラを勉強したのもこのあたりからです)

そして、夏休みが明け、課題として提出したプログラムで覚醒しました。
ただ一人だけ3Dを実装していたのですから。
そこからはもう雪崩方式にいろいろ勉強しました。1から基本を勉強した甲斐もあり、大体のことはなんとなく理解できるようになっていたからです。
そのかわり、授業の内容はあまり聞きませんでした。今思うと、とんでもない生徒です。(むしろ、前に出てきた友達とプログラム製作で暴走し始め、授業ではかなり先の内容を二人でやっていました)

ここから、自分はゲームプログラマになろうと本気で思ったのはこの時期からです。
なんせ、プログラムを打つことが楽しいんです。
ゲームを作るにしても、どうしてもうまく動作せず、パソコンに当り散らしてもどうしてもプログラムを嫌いになりません。
飽きっぽい冬月として異常なほどの熱の入りようでした。
ココで気づいたんです。
『自分はプログラムでしか生きていけない』と。

こうして、専門学校生活を終えて今に至っているわけです

偏った人生を送っています。
何事にもきっかけや動機が必要なんですよね
冬月先生の場合は高校~専門学校の6年間に怒涛の如く現れています。
冬華

冬月 間違った道かもしれません。
でも、進まないと間違いかどうかさえも分からないんですよね
行動しないより、行動したほうがいい。我武者羅(ガムシャラ)になれば途中のことなんて気になりませんし。

間違えた、と感じたときまた考えればいい。
べつに他人に迷惑をかけていることじゃないから、方向転換しても苦しいのは自分だけですからね
結局、未来を決めるのは自分なんですよね
冬華

冬月 自分が同人をやっているのも、自分の考えがの世の中にとって正しい(共感できるんことなのか)
知りたいからやっていることもあります。
自分の実力はどこまで通じるのか、どのくらいまで実力を上げることが出来るのか?

ゲーム会社に入ればいくらでもゲームは作れます。が、それだとだめなんですね
会社という枠組みが出来てしまうので、自分の実力ではないんです
企画、製作、宣伝、すべてを自分でやらないと実力なんてわかりません。
冬華

冬月 そういった理由を含めて
自分はどんなに忙しくなっても同人をやめようとは思いません。
会社では保守的でも、同人では好戦的でありたいですからね。

オオバカやって世間に評価してもらえる(それが悪い評価であっても)、こんなに楽しいことはありません。
冬月先生は、どんなに年をとっても攻めで馬鹿をやっているような人間になりたいのです。
守ったら最後。芸人と一緒で実力の出せないまま死んで行くことになります。
冬華

冬月 ちょっと、話を変えて冬月の夢は前にも書いたように
ゲーム会社設立
なんですが、ちょっとだけ補足。

冬月先生は、ただ会社を建てて自分の企画したゲームを売りたいわけじゃありません。
それだったら、同人でやれば良いですからね。

冬華

冬月 会社を作る理由は、自分のゲームをより広く売るためもありますが、
もうひとつは、自分と同じ考えを持つ人たちを引き入れて育てたい、もしくは援助したい
というのがあります。

冬月先生の同人ってどうしても、冬月先生の企画で独裁政治的なものがあるので
あれこれ模索する機会が少ないと思うんですよね
全部冬月先生が作ってしまうので、どうしてもそれについての模索になってしまいます。
冬華

冬月 それに対し、ゲーム会社ってどうしても売り上げを考えなくてはいけません。
必要なら社長の意見を跳ね除けて会議する必要も出てきます。
冬月先生も年功序列や、階級差別は一切したくないので、売れる=面白いゲームについてとことん意見してほしいのです。

一緒に馬鹿になってくれる。その人に対して資金援助をしたいし、その人とゲームが作りたい。
売るゲームを作るんじゃなくて、誰もが認めて買ってくれるゲームを作る。それが会社って者です。

冬華

冬月 といっても、今じゃ自分自身の経験もありませんし、知識もありません。
だから、将来の目標なんですね。自分の経験がたまれば即独立を考えています。
3年後か10年後、はてまでは30年後かもしれません。

でも、あれですよ。
美少女ゲーム(あえてエロゲっていいません)中心の会社です。
そのかわり、プロ、アマを問わない変な会社を作ることは約束するそうです。
冬華

冬月 現実は小説より奇なりっていいますんで
どうなるか分かりません。ひょっとしたら、冬月がエロゲ会社に移籍するかもしれません
ひょっとしたら、ゲームプロデューサーとして活躍しているかもしれませんし。

それでも、人を楽しませる。喜ばせる、そんなゲームを作れるよう、日々勉強していくつもりです
絶対に、ぬるま湯にはつかりたくありません
キンキンに冷えた冷水か、ガンガンに熱した熱湯のお風呂に入っていこうと思います。
冬華

冬月 最後にアレだ。
ひょっとしたら今の冬月のサインを持っていると、未来は馬鹿にならない金額なるかもしれないぞ!

最後の〆がそれ!?

ふあんだなぁ……
冬華

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